ガイド

不動産動画のナレーション:物件紹介をAI音声で読み上げる

ルームツアー動画は、落ち着いた声が「いま何が映っているか」を伝えると、物件の魅力がぐっと伝わります。物件ごとにナレーターを頼むのは時間も費用もかかり、自分で録るには撮り直しと静かな部屋が必要です。

このガイドでは、物件紹介の短い原稿の書き方、ナレーターの声の選び方、そして無料のSuperClonicaエンジンで動画全体を音声化する方法を紹介します。カットごとに1ファイル、どの物件も同じ声、海外の購入者向けにはほかの言語でも作れます。

映像の順に原稿を書く

まず動画を見て、カットごとに1〜2文を書きます。外観、カメラが進む順の各部屋、おすすめポイント、周辺環境、最後に内見の予約方法です。落ち着いたペースなら、ナレーターは1分間に日本語でおよそ300字ほど読みます。数字は読み方どおりに書きましょう。たとえば「さんエルディーケー」「ひゃくにじゅう平方メートル」のようにすると読み間違いを防げます。

ナレーターの声を選ぶ

ナレーターの声のページで、原稿の一文を30〜100文字入力してボタンを押すと、数秒で結果を聞けます。無料で、アカウントも不要です。温かくゆったりした声はファミリー向け住宅に、はっきりした声は都市部のマンションや事業用物件に向いています。カタログの声の多くはロシア語で録音されており、ほかの言語ではわずかになまりが残ることがあるので、日本語の一文で試してから選びましょう。

各カットをオフラインで音声化する

python -m pip install superclonica-cpuで無料のエンジンを入れ、カットごとの原稿を別々のファイルに入れます。次に、各カットについて superclonica --text-file shot1.txt --voice F2 --lang ja --normalize --output shot1.wav のように実行します。できたファイルを編集ソフトのタイムラインで対応するクリップの下に置きます。文がカットより長ければ短くするか--speedを使い、--normalizeで全クリップの音量をそろえます。

海外の購入者にも同じツアーを

原稿を翻訳し、同じ声でほかの言語でも音声化できます。エンジンは日本語、英語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語など31言語を話します。中国語にはまだ対応していません。住所や価格、地域特有の用語は間違いやすいので、公開前にネイティブスピーカーに翻訳を一度読んでもらいましょう。

正確さと使ってよい声

物件紹介のナレーションは実在の物件についての説明です。公開前に、数字、部屋、設備をすべて物件情報と照らし合わせてください。実在の人物の声を本人の同意なく使ってはいけません。自分の声でナレーションしたいなら、5〜10秒のきれいな録音からスタジオで一度学習させましょう。なお、SuperClonicaは音声ファイルを作るもので、見込み客に電話をかけたり電話に応答したりするAI音声エージェントとは別の種類の製品です。