オフラインで動く Play.ht の代替
Play.ht はクラウドのAI音声プラットフォームです。ナレーション用のオンラインエディター、音声ライブラリー、ボイスクローン、API があり、サブスクリプションで支払います。SuperClonica は別の道を取ります。音声カタログと、自分のPCやサーバーでオフラインにテキストを読み上げ、ふつうの音声ファイルに保存する無料エンジンです。
このページでは両者を正直に比べ、クラウドのほうが向いている場面と、ナレーションやアプリを SuperClonica に移す方法を紹介します。
クラウドか、自分のマシンか
片方は契約するサービス、もう片方は手元に残る声とエンジンです。
- Play.ht:オンラインエディターとクラウドAPI。テキストはサーバー上で音声化され、利用量はプランしだい。
- SuperClonica:JSON ファイルとしての声と、MP3、WAV、FLAC、OGG をオフラインで書き出す無料エンジン。コマンドライン、Python、Docker の HTTP サーバーで使える。
- SuperClonica の声は31言語を話します。中国語はまだ対応していません。
- 自分の声:NVIDIA のグラフィックカードを積んだPCで SuperClonica のスタジオで学習するか、取引所で注文。
クラウドのほうが向いている場面
一語ずつ細かく調整できるブラウザーエディター、はるかに多くの言語、自分でホストしなくていいマネージドなストリーミングAPIがチームに必要なら、Play.ht のようなクラウドのほうが快適で、SuperClonica はそのすべてを置き換えるものではありません。
SuperClonica が向いている場面
声のファイルは手元に残るので、何年後でもまったく同じ声で台本の新しい版を読み上げられます。
- テキストが機密:エンジンはオフラインで動き、サーバーに何も送りません。
- 大量に読み上げる:自分のハードウェアなら文字数のメーターはありません。
- キャラクターの声、ナレーター、自分の録音から学習した声が欲しい。
- 外部サービスなしでアプリを動かし続けたい:Docker イメージが自前の音声APIになります。
プロジェクトを SuperClonica に移す
まず声を試しましょう。声のページで30〜100文字のフレーズを入力し、生成ボタンを押すだけ。無料でアカウントも不要です。ナレーションには、python -m pip install superclonica-cpu で無料エンジンをインストールし、superclonica --text-file script.txt --voice M3 --lang ja --normalize --output voiceover.mp3 を実行します。--normalize で各ファイルを −18 LUFS にそろえます。アプリでは Docker イメージ superclonica/superclonica:cpu を動かし、POST /synthesize にテキスト、声、言語を送れば WAV が返ってきます。
費用
エンジン、Docker イメージ、モデル標準の10音声は無料で、カタログのいくつかの声も無料です。ほかの声は一度買えばサブスクリプションなしでずっと使えます。Play.ht はサブスクリプションで販売されています。比べる前に公式サイトで最新のプランを確認してください。