ガイド

Minecraft のオリジナルボイス:NPC とマップにセリフを

本当にしゃべるクエスト係、アドベンチャーマップの冒頭の語り手、門の前でプレイヤーに警告する衛兵。セリフがあると、Minecraft のマップやサーバーは本物のゲームのようになります。Minecraft はリソースパックの音なら何でも鳴らせるので、必要なのはファイルだけです。

無料の SuperClonica エンジンは、ふつうのCPUでオフラインにセリフを音声化し、Minecraft が音に使う OGG で書き出します。このガイドでは、Java 版と統合版(Bedrock Edition)のパックの作り方、コマンドでの再生、公開してよい声を紹介します。

Minecraft のカスタムサウンドのしくみ

アドベンチャーマップのしゃべる NPC、クエスト係、語り手は、どれも MOD なしでこの方法で作れます。

  • Java 版:assets/minecraft/sounds.json と、assets/minecraft/sounds/ 以下のファイルを持つリソースパック。
  • 統合版:sounds/sound_definitions.json と、sounds/ 以下のファイルを持つリソースパック。
  • コマンドブロックや関数から /playsound でセリフを再生。特定のプレイヤーにも、特定の位置でも鳴らせます。
  • エンジンはモノラルの OGG Vorbis を直接書き出すので、変換ツールは不要です。

無料でオンラインで声を選ぶ

どの声のページでも、NPC のセリフを30〜100文字で入力し、言語を選んで生成ボタンを押します。数秒で、その声が衛兵、魔法使い、英雄になった村人に合うかが分かります。アカウントは不要です。

セリフを作って Java 版のパックに

NPC のいる場所でセリフを再生:/playsound minecraft:npc.guard_01 voice @a ~ ~ ~。voice カテゴリーにすると、プレイヤーは声の音量スライダーで調整できます。ファイル名は小文字・スペースなしに。Java 版はそれ以外を受け付けません。

  • エンジンをインストール:python -m pip install superclonica-cpu。
  • セリフをパックに直接音声化:superclonica --text "止まれ、旅の者。橋は夜明けまで通れない。" --voice M2 --lang ja --normalize --output pack/assets/minecraft/sounds/npc/guard_01.ogg。
  • assets/minecraft/sounds.json に、拡張子 .ogg を除いたパスで登録:{"npc.guard_01": {"sounds": ["npc/guard_01"]}}。
  • お使いの Minecraft のバージョンに合った pack_format の pack.mcmeta を加え、フォルダーを zip にして resourcepacks に入れます。サーバーからプレイヤーにパックを配ることもできます。

統合版でも同じセリフを

統合版も、リソースパックの sounds フォルダーから同じ OGG ファイルを読み込みます。sounds/npc/ に置き、sounds/sound_definitions.json に記述し(例:{"format_version": "1.20.20", "sound_definitions": {"npc.guard_01": {"category": "neutral", "sounds": ["sounds/npc/guard_01"]}}})、/playsound npc.guard_01 @a で再生します。Java 版と同じく、パスは拡張子なしで書きます。

公開してよい声

自分だけのワールドや友だちと遊ぶファンマップなら、カタログのどの声でも構いません。公開・販売するマップ、サーバー、アドオンには、権利を持っている声を使いましょう。モデルの標準ボイス10種(M1〜M5、F1〜F5)、同意を得た話者の録音から SuperClonica のスタジオで学習させた自分の声、あるいはエクスチェンジで依頼した声です。ファンが作ったキャラクターの声は、パロディや二次創作向けです。