ガイド

Scratch の読み上げ:スプライトにキャラクターの声を

Scratch には音声合成の拡張機能があり、手始めにはぴったりです。ブロック1つでスプライトがどんな文でも読み上げます。ただ、5つの声はどのプロジェクトでも同じで、アニメのアヒルや気の弱いロボットには、その子だけの声がほしくなります。

SuperClonica なら、どの声のページでもセリフを無料で生成してダウンロードし、スプライトに音としてアップロードできます。このガイドでは、内蔵の拡張機能で十分なとき、キャラクターの声をプロジェクトに加える方法、先生や保護者がゲーム全体をまとめて音声化する方法を紹介します。

Scratch の音声合成と足りないもの

両方使いましょう。変わる文には拡張機能、キャラクターらしさを決めるセリフには録音した声を。

  • 拡張機能は左下のボタンから追加でき、文を読み上げるブロックと声を選ぶブロックが使えます。
  • 声はアルトやテナーから巨人、子ネコまでの5種類で、インターネット接続が必要です。
  • プレイヤーの名前や得点のように、ゲーム中に変わる文にぴったりです。
  • すぐ分かる声のキャラクターには、録音した音のほうが向いています。

無料でオンラインでセリフを作る

どの声のページでも、スプライトのセリフを30〜100文字で入力し、言語を選んで生成ボタンを押します。数秒で再生とダウンロードができ、アカウントは不要です。

スプライトに声を加える

音にはセリフの内容が分かる名前を付けましょう。音が50個あるプロジェクトでもすぐ見つかります。

  • スプライトを開いて音のタブに移り、音を選ぶボタンにカーソルを合わせて、自分のファイルをアップロードする項目を選びます。
  • ダウンロードしたファイルを選びます。Scratch は MP3 と WAV を受け付けます。
  • コードのタブで、音を鳴らすブロックと吹き出しを出すブロックを組み合わせると、文の表示と同時にセリフが流れます。
  • 次の動きをセリフの終わりまで待たせたいときは、終わるまで音を鳴らすブロックを使います。

ゲーム全体をボイス付きに

大きめのゲームなら、先生や保護者がPCに無料の SuperClonica エンジンを入れられます:python -m pip install superclonica-cpu。あとはセリフ1つにコマンド1つ:superclonica --text "こんにちは!ぼくはこのお城のロボットだよ。" --voice M3 --lang ja --output line01.mp3。エンジンはふつうのCPUでオフライン動作し、Scratch が受け付ける MP3 を書き出し、文字数の制限もありません。10種類の内蔵ボイスは無料です。

プロジェクトを共有するとき

Scratch のサイトでプロジェクトを共有すると、その音はだれでも聞けます。スポンジ・ボブやスクルージ・マクダックのようなキャラクターの声は、ファンが作ったAI音声で、本人の声優ではありません。楽しいプロジェクトやファンゲームに使い、実在の人について意地悪なことをキャラクターに言わせないようにしましょう。最初は無料の声、ゴラムとグミベアのワレラから試せます。