プラグインなしで WordPress を音声読み上げ:すべての記事に音声版を
長い記事は散歩中や車の中で聞きたいという読者は多く、音声版は読むのが難しい人の助けにもなります。音声読み上げプラグインは、訪問者の端末の音声で読むので端末ごとに聞こえ方が違うか、テキストをクラウドサービスに送るので、たいていアカウントと有料プランが必要です。
もっと簡単な方法があります。記事を一度だけ音声にして MP3 をアップロードし、WordPress に最初からあるオーディオブロックに入れるのです。SuperClonica には31言語の自然な声があり、オンラインで無料で試せます。無料エンジンは手元のパソコンで記事全体を MP3 にします。
プラグインか、ファイルか
ファイル作りに費用はかかりません。エンジンは無料で、自分のパソコンで動きます。
- 端末の音声を使うプラグインは無料ですが、訪問者はそれぞれのシステム音声で聞くため、端末によって品質が変わります。
- クラウド型のプラグインは音質がよい反面、たいていアカウントとプランが必要で、テキストは第三者に送られます。
- 用意した MP3 なら誰にでも同じ声で聞こえ、ページに外部スクリプトも増えません。
- 同じファイルをポッドキャストのフィードに入れたり、単独で共有したりもできます。
無料でオンラインで声を選ぶ
どの声のページでも、記事の中の30〜100文字の文を入力し、言語を選んで生成ボタンを押します。いくつかの声をこうして聞き比べ、すべての記事で読者に届ける声を決めましょう。
記事の音声版を作る
ファイル名を記事に合わせておけば、本文を更新したときに探して差し替えやすくなります。
- 記事の本文を post.txt にコピーします。メニュー、キャプション、コードは除きます。
- 数字、日付、略語は、読ませたい形で書きます。
- 無料エンジンをインストール:python -m pip install superclonica-cpu。
- 記事全体を1つの MP3 にします:superclonica --text-file post.txt --voice F2 --lang ja --normalize --output post-123.mp3。
アップロードして記事に入れる
MP3 をメディアライブラリにアップロードし、記事の冒頭にオーディオブロックを追加します。WordPress は MP3、WAV、OGG、M4A を標準で再生でき、MP3 ならどのブラウザでも動きます。大量のファイルは、WordPress 5.6 以降で使えるアプリケーションパスワードと REST API でアップロードします:curl -X POST https://example.com/wp-json/wp/v2/media -u "user:application password" -H "Content-Disposition: attachment; filename=post-123.mp3" -H "Content-Type: audio/mpeg" --data-binary @post-123.mp3。レスポンスにオーディオブロック用のファイルのアドレスが含まれます。エンジンには文字数の制限がないので、長い記事も一度で音声化できます。
サイトに使える声
自分のサイトには、OpenRAIL-M ライセンスで無料のモデルの標準ボイス10種(M1〜M5、F1〜F5)か、SuperClonica のスタジオで学習させた自分の声を使ってください。ウェブサイトは公開物なので、ファンが作ったキャラクターの声は、ファン作品やパロディと明示した記事にだけ使えます。音声版が AI で作られたことを読者に伝えましょう。