Final Cut Proのテキスト読み上げ:MacでつくるAIナレーション
Final Cut Proはマイクからナレーションを録音できますが、テキストを音声にはしません。録音せずにナレーションやチュートリアル、キャラクターのセリフを入れたいなら、音声合成ツールで台本を音声にして読み込むのが実用的です。
無料のSuperClonicaエンジンなら、同じMacでオフラインのまま、自然なニューラル音声やカタログのキャラクターの声で作成できます。このガイドで台本からタイムラインまでの流れを紹介します。
Macで台本を音声にする
ターミナルで一度だけpython3 -m pip install superclonica-cpuを実行してエンジンをインストールします。初回にモデルがダウンロードされ、その後はオフラインで動きます。ナレーションをテキストファイルに保存して読み上げます:superclonica --text-file narration.txt --voice M3 --lang ja --normalize --output narration.wav。シーンが複数ある動画は、シーンごとに別ファイルにすれば修正は1つで済みます。声を選ぶには、まずカタログの各ページで1文を試しましょう。無料で登録も不要です。
読み込んで配置する
Final Cut Proで「ファイル」>「読み込む」>「メディア」を選ぶか、FinderからWAVファイルをブラウザやタイムラインに直接ドラッグします。各ナレーションクリップを該当ショットの下に接続し、映像に合わせて位置を調整します。声の下では音楽をクリップの音量やキーフレームで下げ、間で戻します。
直して仕上げる
セリフがおかしく聞こえたら、波形を編集するよりテキストを直してそのファイルを読み直すほうが数秒で済みます。読点や句点で間が入り、数字は言葉で書くと確実に読まれます。詳しくは間と発音のガイドを見てください。どの声も31言語を話すので、同じ声で英語やスペイン語、ドイツ語版のナレーションもつくれます。