テキスト読み上げの間と発音:テキストで声をコントロール
合成音声の問題の多くは、声ではなくテキストに原因があります。間が足りない、名前の読みが違う、数字の形がおかしい。SuperClonica では、マークアップ言語を覚えなくても、テキストそのものとエンジンのいくつかのオプションで調整できます。
このガイドでは、エンジンがテキストをどう読むか、間の入れ方、発音の直し方、テイクや速さを変えるべきときを紹介します。
エンジンはテキストをこう読む
言語オプションはテキストの言語と一致させましょう。違うと、ほかの言語の音で読まれます。
- 句読点がリズムを決めます。読点は短い間、句点はもっと長い間に。
- 数字は27言語で読みに変換されますが、ヒンディー語、ギリシャ語、エストニア語、クロアチア語では変換されず、語形変化もしません。
- チャットの略語は7言語(英語、ロシア語、ポーランド語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、ドイツ語)で展開されます。
- どちらも --no-numbers と --no-slang で無効にできます。
- SSML タグには対応していません。聞かせたいとおりにテキストを書きましょう。
難しい文を無料で試す
どの音声のページでも、うまくいかない文を30〜100文字で貼り付け、言語を選んで生成ボタンを押します。数秒でエンジンの読み方を確認でき、テキストを直してもう一度試せます。アカウントは不要です。
間
エンジンはフレーズの前後の無音を切り詰めます。--keep-silence で残せるので、部分をつなぐときに便利です。
- 読点で息継ぎ、句点ではっきりした間。
- 迷いや溜めには三点リーダー:「ええと……よくわかりません。」
- 長い1文より新しい文に:文と文の間で声が間をとります。
- 正確な長さの間が欲しいときは、部分ごとに生成し、音声エディターで必要な長さの無音を入れましょう。
発音
エンジンが読み間違える語は、聞かせたい読みどおりに書き換えましょう。外国の名前、ブランド名、珍しい単語などです。読みが分かれる漢字は、ひらがなやカタカナで書くと読み違いを防ぎやすくなります。略語はアルファベットを1文字ずつ区切るか、言葉で書きます。書き換えた版は読み上げ用のテキストだけに使い、公開する文章には入れないでください。
テイク、速さ、音量
実行するたびに新しいテイクになります。少しおかしく聞こえたら生成し直すか、--seed に数字を指定していろいろなテイクを試し、気に入ったものを再現しましょう。標準の速さは1.05で、0.95 のように下げると遅く、1.1 のように上げると速くなります。--normalize で全ファイルの音量を −18 LUFS にそろえます。どれも無料の SuperClonica エンジンに入っています:python -m pip install superclonica-cpu、続けて superclonica --text "あなたのテキスト" --voice F1 --lang ja --seed 7 --speed 0.95 --output take.wav。