Google Colab で音声読み上げ:何もインストールせずに
だれもがソフトをインストールできるわけではありません。Chromebook、学校のノートPC、制限のかかった仕事用PCには、ブラウザしかないこともあります。Google Colab はクラウドで Python のノートブックを動かし、SuperClonica エンジンはそこでもふつうの Linux と同じようにインストールできます。
このガイドでは、Colab のノートブックでテキストを読み上げ、ブラウザで再生し、カタログの声で長文を読み上げて保存する方法、そして自分のPCで動かしたほうがよい場合を紹介します。
Colab を使う理由
Colab はエンジンを手早く試す方法です。日常的に使うなら、ローカルにインストールしたほうが起動が速く、完全にプライベートです。
- PCに何もインストールしなくてよく、ブラウザだけで使えます。
- Chromebook や、ソフトをインストールできないノートPCからでも使えます。
- エンジンは無料のCPUランタイムで動き、グラフィックカードは不要です。
- 結果は Google ドライブに保存できます。
まず声を試す
ノートブックを開く前に、声のページで試しましょう。30〜100文字のセリフを入力し、言語を選んで生成ボタンを押すと、数秒で声を聞けます。アカウントは不要です。
ノートブックで動かす
エンジンはセッションごとに1回だけ作りましょう。読み込みは数秒、その後の各文は1秒未満です。
- 最初のセルでエンジンをインストール:!pip install superclonica-cpu。
- 次のセルで:from superclonica import Superclonica; tts = Superclonica(); audio, sample_rate = tts.synthesize("ノートブックからこんにちは!", voice="F1", lang="ja"); tts.save("hello.wav", audio)。初回はモデル(約385MB)をダウンロードします。
- ノートブックで再生:from IPython.display import Audio のあと Audio("hello.wav")。
- 左のファイルパネルからファイルをダウンロードします。
長文と自分の声
ファイルパネルからテキストファイルやカタログの声ファイルをアップロードし、読み上げます:audio, sample_rate = tts.synthesize(open("chapter.txt").read(), voice="narrator.json", lang="ja")、そして tts.save("chapter.mp3", audio)。長文は自然な間で分割され、1つのファイルにまとめられます。結果を残すには from google.colab import drive と drive.mount("/content/drive") で Google ドライブをマウントし、そこに保存します。
制限とプライバシー
Colab は Google のサーバーで動くため、テキストは自分のPCの外に出ます。非公開の文書は、ローカルでエンジンを動かしてください。無料の Colab セッションには時間と利用量の制限があり、放置すると切断されるので、こまめに保存しましょう。