PDF を音声に:自然な声で PDF を MP3 に変換
読むより聴きたい PDF があります。通勤中の報告書、学習資料、長い記事、自分の本の原稿。MP3 にするには2つの手順が必要です。PDF からきれいなテキストを取り出すことと、それを読み上げることです。
無料の SuperClonica エンジンは2つ目の手順を、自然なニューラル音声で、長さの制限なくオフラインで行います。このガイドでは、テキストの取り出し方と整え方、MP3 への読み上げ方、スキャンや権利で気をつけることを紹介します。
必要なもの
声よりもテキストのきれいさが大事です。ヘッダー、ページ番号、途中で切れた行も読み上げられてしまいます。
- 中に本物のテキストがある PDF:文字を選択できればテキストがあります。スキャンした PDF は先に OCR が必要です。
- 無料の SuperClonica エンジンと Python 3.10 以降。
- 声:内蔵の10種類か、カタログの声。
- グラフィックカードは不要:ふつうのCPUで十分です。
1段落を無料で聴く
文書全体を変換する前に、1段落をコピーして、どの声のページにでも30〜100文字で貼り付け、言語を選んで生成ボタンを押しましょう。数秒で文書の聞こえ方がわかります。アカウントは不要です。
PDF からきれいなテキストを取り出す
長い本は章ごとにテキストファイルを分けましょう。章単位のほうが確認しやすく、聴きやすくなります。
- すべて選択してコピーし、プレーンテキストエディターに貼り付けて UTF-8 で保存。
- または Linux や macOS で Poppler を使って取り出す:pdftotext book.pdf book.txt。
- ヘッダー、フッター、ページ番号を削除。
- 文の途中で切れた行や、行末のハイフンで分かれた単語をつなぎ直す。
PDF を MP3 に
エンジンを一度インストールします:python -m pip install superclonica-cpu。あとはテキストを直接 MP3 に読み上げます:superclonica --text-file book.txt --voice F2 --lang ja --normalize --output book.mp3。長い文章は自然な間で分割され、1つのファイルにまとめられます。一般的な8コアのデスクトップCPUなら、1時間分の音声も数分です。音声を編集するつもりなら、.mp3 ではなく .wav にしましょう。
権利と機密文書
エンジンはオフラインで動くので、契約書、報告書、医療文書がPCの外に出ることはありません。自分の文書や読む権利のある文書を聴くのは自由ですが、他人の本や論文の音声版を公開するには権利者の許可が必要です。