Web 小説の読み上げ:オーディオブックのように章を聞く
Web 小説は数百話に及ぶことも多く、いくつもの作品を同時に追う読者もたくさんいます。耳で聞けば通勤中やジム、家事の合間にも読み進められますが、平板な機械音声では章が終わるずっと前に疲れてしまいます。
このガイドでは、ブラウザやスマホですぐに聞く方法と、SuperClonica で章ごとの MP3 を作る方法を紹介します。31言語の自然な声、無料のオンラインお試し、文字数制限のない無料エンジンがあります。
すぐに聞く方法
長いシリーズでは、短い記事よりも声の質が大切です。何時間も聞くことになるからです。
- iPhone では「画面の読み上げ」で、2本指で上から下にスワイプすると開いている話を読み上げます。
- Android では「選択して読み上げ」(Select to Speak)が、タップした部分を読み上げます。
- Microsoft Edge にはページ全体の音声読み上げがあり、Chrome にもテキストを読み上げられるリーディングモードがあります。
- 読書アプリに独自の読み上げボタンがあることもあります。ない場合や動かない場合も、上のシステム機能は使えます。
作品に合う声を試す
どの声のページでも、30〜100文字のセリフを貼り付け、言語を選んで生成ボタンを押します。数秒で作品に合う声か確かめられます。アカウントは不要です。決める前に、落ち着いた語り手と明るめの声を試してみましょう。
章を準備する
名前の書き方を短いリストにしておき、毎話使うと、名前がいつも同じように読まれます。
- 各話を番号付きのテキストファイル(001.txt、002.txt…)として chapters フォルダに保存します。
- 後書きや広告、次話へのリンクは削除します。
- ゲーム風のステータス表示や記号は言葉で書きます。たとえば [Lv.12] ではなく「レベル十二」。
- 読み方がおかしい名前は、ひらがなで書き直します。
長編をまとめて MP3 に
無料エンジンを python -m pip install superclonica-cpu で入れて、python -c "import glob; from superclonica import Superclonica; tts = Superclonica(); [tts.save(f[:-4] + '.mp3', tts.synthesize(open(f, encoding='utf-8').read(), 'M2', 'ja')[0]) for f in sorted(glob.glob('chapters/*.txt'))]" を実行します。フォルダ内の全話を音声化し、テキストの隣に 001.mp3、002.mp3…を保存します。エンジンに文字数制限はなく、オフラインで動くので、長編でもパソコンの外に出ません。ファイルをスマホにコピーし、再生位置を覚えてくれるオーディオブックやポッドキャストのアプリで聞きましょう。
個人で聞くことと権利
合法的に読める話を自分で聞くのは私的利用です。YouTube などで音声を公開するには作者や出版社の許可が必要で、多くのライトノベルにはすでに公式のオーディオブックがあります。公式版があればそちらを読むことが、応援している作者の支えになります。