百人一首の読み上げ:かるた練習用の音声を作る
かるたには読手が欠かせません。百人一首の歌を読み、取り手は下の句の札を取り合います。一人や少人数で練習するときは読む人がいないことも多く、録音も順番やテンポが思いどおりとは限りません。
このガイドでは、競技かるたの読みの間、声が正しく読めるような歌の書き方、そして無料のSuperClonicaエンジンで100首すべてを日本語で音声化し、シャッフルした練習用音声を作る方法を紹介します。
競技かるたの読みのリズム
全日本かるた協会の読手講習によると、読唱の基本パターンは「5・3・1・6方式」です。前の札の下の句を5秒程度、余韻3秒、間合い1秒、そして出札の上の句を6秒程度で読みます。競技は百首に含まれない序歌「難波津に」から始まります。合成音声は言葉をはっきり読みますが、訓練を積んだ読手のように節をつけたり最後の音を伸ばしたりはしません。
歌は読みどおりに書く
歴史的かなづかいは書いたとおりには読みません。「けふ」は「きょう」、「てふ」は「ちょう」、1番の歌の「庵」は「いお」です。各句を発音どおりのひらがなで書き、句の間に「、」を入れましょう。たとえば1番の上の句は「あきのたの、かりほのいおの、とまをあらみ」、下の句は「わがころもでは、つゆにぬれつつ」です。歌は700年以上前のもので、自由に使えます。
100首を日本語で音声化する
python -m pip install superclonica-cpuで無料のエンジンを入れ、各歌の上の句と下の句を別々のファイルに音声化します。たとえば superclonica --text "あきのたの、かりほのいおの、とまをあらみ" --voice voice.json --lang ja --output 001_kami.wav のように実行します。200ファイルすべてで同じ声とseedを使いましょう。読手の5秒・6秒よりかなり短くなる場合は、--speedでゆっくりにします。
シャッフルした練習用音声を作る
1〜100の番号をシャッフルし、前の札の下の句、余韻と間合いの分として約4秒の無音、次の札の上の句の順にファイルをつなぎます。最初には序歌を入れましょう。音声編集ソフトでも短いスクリプトでもでき、シャッフルするたびに新しい順番になります。
声を選ぶ
各ページで一句(30〜100文字)を入力すれば、アカウントなしで無料で声を試せます。カタログの声は英語とロシア語の録音から作られているため、日本語ではなまりが残ります。選ぶ前に聞いてみてください。自然な日本語の読みがほしい場合は、同意してくれた会員が5〜10秒のきれいな日本語を録音し、スタジオで声を学習させる方法もあります。大会では主催者の規定に従ってください。公式戦は人の読手が読みます。